宗教団体功德山寺

宗教団体功德山寺は、台湾に本拠地を置き世界的に教えを広めている仏教集団功德山の日本における拠点である。千手觀音を本尊とし、大悲心陀羅尼経を所依の経典とし、大乘仏教の精神を根本として菩提心をひろめ、慈悲・知恵・平等・念仏往生等の教えを説き弘め、儀式行事を行い、一切衆生の真の幸福と平安のための教化育成、及び、救済活動を行うことを目的とし、その他、この団体の目的を達成するための業務を行う。
功德山の創設者、寛如法師の教えを日本国内にひろめるため、横浜に道場を構え、2015年から活動している。
なお、本邦において宗教法人となれるよう尽力しているが、法人化前の団体の状態(権利能力なき社団)では銀行口座を開設することが難しかったため、布施等の受け皿として、活動当初より「一般社団法人功德山日本大悲咒水功德会」を併設している。
一般社団法人功德山日本大悲咒水功德会は功德山の教えをひろめることを目的としており、寄付された中から宗教団体功德山寺に代わって道場の家賃と水道光熱費等を支払い、残りを宗教団体功德山寺へ布施している。

宗教団体功德山寺の主旨:

すべての情のある人間に利益を与えることを弘法志業とし、南無本師釈迦仏の教法の基礎を受け継ぎ、南無大慈大悲観世音菩薩の無量大悲菩提法門を専修し、『大悲呪法』を唱えて絶えず回向し、『大悲呪水』を広利十方ですべての人々を済度し、その趣旨は以下のとおりである仏法を発揚し、人々の心を浄化する。
『大悲呪法水』ですべての情のある人間に協力し、悪を断ち善を修める。
『大悲呪法水』で各地に撒き散らし、大地の平安、社稷の安寧、国富民裕を祈願する。
『大悲心陀羅尼経』と『大悲呪法本』などの「観世音菩薩法門」の経典である善書と本会の弘法利生活動のCDを印刷·制作し、観世音菩薩の苦しみと困難を救う悲力の願いを説いてきた。
各種の社会及び人文公益慈善活動の普及に協力する。
仏法研修の授業やイベントをおこなう。